子供の体調不良
- 頭が痛く朝起きられない
- 立っているとめまいや吐き気、動悸がする
- 午後から夜には症状もなく元気
- 何件も病院に行ったが異常なしといわれる
- 体調不良の遅刻や欠席が増えてきた
子供の体調不良?
病気ではないのに体調が悪くて学校へ行けない、学校には行けるが常に頭痛や肩こりを訴えるなど子供の原因不明の体調不良が増えてきています。
文部科学省のデータによると小学校であれば237人に1人、中学校であれば35人に1人が不登校という報告があります。
その理由として『不安傾向がある』『無気力な傾向がある』など健康面での理由が6割以上を占め子供の体調不良が問題になっています。
小学生、中学生、高校生より原因がわからず肩こり、頭痛、めまいなどの症状に悩まされひどくなると自律神経失調症、うつ病、起立性調節障害と診断を受けます。
ひどくなる前には病院で検査をしても異常がなく、『さぼりたいだけだ』『仮病だ』『気合が足りない』などと周りには理解されず周りに相談できずにどんどん悪化していくケースも少なくありません。
子供の体調不良の原因とは?
はじめは肩こりや軽い頭痛だったものが自律神経失調症や起立性調節障害などと病名がつき学校へ行けなくなるほどになってしまうのは理由があります。
それは『姿勢が悪い』ということです。
猫背の子供がいると『姿勢を治しなさい!』と注意をすると思いますが、
なぜ姿勢が悪いといけないのか?答えられるでしょうか?
姿勢が悪いと背骨から出ている神経の働きが悪くなります。結果として眠れない、起きられない、頭痛が出る、めまい、不安になる、やる気が出ないと様々な症状が現れます。
正座をしたら神経が圧迫され痛みがしびれが出ます。
しびれが出ている足をいくらマッサージしても注射をしても正座をしたまま、神経を圧迫されたままではしびれはなくならないように、姿勢を治してあげなければ様々な症状は取れません。
子供の原因不明といわれる体調不良の原因のひとつは『姿勢の悪さ』なんです。
どのような治療法があるのか?
一般的な治療法
①薬物療法
起立性調節障害は立ち上がった時に血流や血圧などの調節がうまく働かない状態なので血圧の薬や不安感を抑えるためにうつ病の薬を出されたり、このような薬は大人でも体に大変な負担がかかり、子供のうちから服用を続けてしまえば一生薬漬けの生活を送るというリスクがうまれます。
②長時間のマッサージ
子供に対して過剰に刺激を入れれば入れるだけ体を悪くしてしまいます。猫などの動物も触れば触るほどぐったりしてしまうように特に体調不良で刺激に対して耐性が低下しているので可能な限り低刺激でなければ改善どころか悪化させるばかりです。
③バキバキ首や背中を鳴らす整体
健康な時にはやられたあとにはすっきり感があり好きな人もいるようですが、実際にはリスクしかありません。レントゲンを撮り、病理的異常を除外した上で熟練の施術者がソフトに行えればまだリスクは少なくなるでしょうが、そのようなところは皆無と言っていいです。経験の浅いスタッフがレントゲンなど病理異常の検査を無視して骨癒合や動脈硬化のある首を勢いよく捻る。怖いですね。
あちこちの病院、整骨院、整体院へ行きこれらの治療を何か月もし、どんどん症状が悪化してしまった。こんな患者さんがあまりにも多いので参考になればと思います。
当院の施術
当院には様々な症状(肩こり、頭痛、起立性調節障害、うつ病、不登校)など様々な原因がわからない体調不良だとどこに治療に行けばよくなるのかと途方に暮れている方々が紹介で来院されます。
原因のひとつは先ほど書いたように『姿勢(構造)』です。
姿勢(構造)が悪くなることにより神経の働き(機能)が低下し眠れない、疲れが取れない状態が続き肩こり、頭痛、など症状が現れ、薬やマッサージなど症状に対してのみの対症療法しか行わないため原因である姿勢が治らない結果、起立性調節障害、うつ病、自律神経失調症、パニック障害などと病名がつき学校にも行けないほど悪化してしまうのが現状です。
当院では様々な症状の原因である『構造(姿勢)と機能(神経の働き)』を治すために
M式(バックエイジングセラピー)というカイロプラクティックの理論に基づき、高感度医療機器を用いよりソフトな刺激で安全に負担をかけず効果をだせる施術を取り入れています。
著者-writer
院長 廣瀬 健(ヒロセ ケン)
国家資格:柔道整復師・鍼灸師
趣味:旅行・食べ歩き
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